思ってたウツとちがう!「新型ウツ」(うちの夫の場合):池田暁子 [読書]
以前、うつに関する有名な映画「ツレがうつになりまして」(原作:同名まんが)(以降、「ツレうつ」)について記載いたしました。もちろん、原作も読んでいます。
今回は、「うつ」つながりでまた違う本『思ってたウツとちがう!「新型ウツ」(うちの夫の場合)』(エッセイ漫画)(以降、「新型ウツ」)を読んでみました。
2作品の共通点
・仕事の忙しい人がうつになっている
・うつ症状になった夫をもつ漫画家やイラストレータが夫の症状等を漫画でエッセイとして描いている
・完全にうつが治るという形で終結にはならない。今後もうつと付き合っていくこととなる。それだけの病気だということだと伝えている作品である
2作品の相違点
「ツレうつ」:
うつであるツレさんは自分を責める傾向にあり、(未遂に終わるが)自殺も図るほどである。
妻(筆者)があくまでツレさんを支えていく姿勢
「新型ウツ」:
うつである夫は人を責める傾向にある。普段は普通に生活ができる。一人で旅行も可能。
妻(筆者)のことを責め続ける夫がいやになり、自分や周りにもうつが広がっていくことを感じる。また、本気で離婚も考える
ほとんど余談ではあるが本作品での参考資料の説明にコメントが記載されてあり、それらの図書にも興味が出てきます。
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