SSブログ

ioPLAZA【DVDミレル】

渦 妹背山婦女庭訓 魂結び [読書]

タイトルからは私には全くどんな話か想像ができなかったのですが、江戸時代の浄瑠璃作家である近松半二の一生が描かれていました。

父親の穂積以貫に連れられて小さいころから浄瑠璃を見てきた成章はすっかり浄瑠璃にハマり浄瑠璃なしでは生きていけないような人間になってしまい、母親と折り合いが合わず家を出ることになります。
その時に近松門左衛門の硯を父親から譲り受け、いつか浄瑠璃作家になるときには近松姓を名乗ると決め、名前も半二と変えました。
京にいる父親の師の下にいたあとは大阪へ戻ってきて、また浄瑠璃の竹本座に入り浸るようになり、とうとう何か書いてみろと言われ作家への道が始まります。といっても舞台にかけられるようになるまでにはだいぶかかりますが。。
妹背山婦女庭訓は半二が中心になって渾身を振り絞った作品としてこの小説内で描かれています。

私は浄瑠璃は観たことが無いのですが、近松半二の作品として現在でも上演されているようなので良い作品なんでしょうね。

そういえば、先日天皇陛下の即位の礼がありましたが、その後安倍首相が開いた晩餐会では歌舞伎、浄瑠璃、狂言が初共演されてましたね。
今回のこの小説を読んで、歌舞伎、浄瑠璃はそれぞれの作品が良ければ自分たち向けに作り直して同じ演目を披露していたことを知りました。それを思うと晩餐会での共演というのも全く無理のあるものではないのだろうなと思いました。



【第161回 直木賞受賞作】 渦 妹背山婦女庭訓 魂結び

【第161回 直木賞受賞作】 渦 妹背山婦女庭訓 魂結び

  • 作者: 大島 真寿美
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2019/03/11
  • メディア: 単行本





渦 妹背山婦女庭訓 魂結び (文春e-book)

渦 妹背山婦女庭訓 魂結び (文春e-book)

  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2019/03/11
  • メディア: Kindle版






nice!(18)  コメント(0) 
共通テーマ:

CEATEC JAPAN 2019 [イベント]

CEATEC JAPANに行ってきました。
やっぱり今の技術に触れられるのは楽しいです。今回観てきた感想?を記載します。

今回観て今後のキーワードはまず以下が挙げられるでしょう。
①5G(通信)
②8K(映像)
③AI
個人的には以下のものもあげていいと思ってます。
④においセンサー
⑤多言語対応

①②③は普通なので置いておいてその他について記載すると
④においセンサー
以前の展示会では私が見た限りでは1社が1つのにおいに関してセンサーを開発したものが出されていましたが、今回は少なくとも3社あり更ににおいのバリエーションが増えていました。今ではほぼ当たり前といっていいIoTではセンサーは当たり前に活用される技術分野です。この分野で新しい種類のセンサーが大きく発展してきていると感じました。
⑤多言語対応
多言語翻訳でポケトークは有名ですがそれと同じ流れなのでしょう。多言語(翻訳、対応)というキーワードはよく見かけられました。2020年オリンピックに向けてや海外からの就業者向けと考えました。日本にとってはかなり普及していく分野なのではないかと考えています。





nice!(20)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

希望の糸 [読書]

久しぶりに加賀恭一郎シリーズを読みました。
加賀恭一郎シリーズといっても今回の話の主人公は恭一郎ではありません。恭一郎と同じく本庁の刑事で従兄弟でもある松宮が主役です。恭一郎が仕切る特別捜査本部で松宮が捜査するので、恭一郎はたまに出てくる程度でした。

1つの殺人事件と松宮の家族(いないはずの父親)の話が並行して進んでいきます。共通点は家族。

殺人事件は当初難航しましたが、ふとしたことで解決してしまいます。ただ、松宮が腑に落ちないことから捜査を続けていきます。真実がわかるにつれ松宮はその真実を公表すべきかに悩みます。
全ては関係する人たちの家族のため。
恭一郎は松宮に”刑事は真相を解明すればいいわけではなく、本人たちによって引き出されるべき真実というものもある。その見極めに頭を悩ませるのがいい刑事だ”と言っています。さすが、人情派ですね。存在感を出してます。

また、松宮のお父さんについては複雑な状況だったことがわかり、家族としてのつながりが切れていなかったことに感謝します。事件によって家族というものを考えたことによる効果でもあるのでしょう。

加賀恭一郎シリーズは単なる刑事ものではないというところが魅力ですね。



希望の糸

希望の糸

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2019/07/05
  • メディア: 単行本






nice!(26)  コメント(0) 
共通テーマ:

スマートロック JIIPKEY [ガジェット]

最近はスマートロックの製品が増えてきましたが音を鍵にするものはなかったのではないでしょうか。
人には聞こえない周波数の音(サウンドキー)を流すことで解錠するのです。スマートスピーカーを使って命令をするわけではありません。
なかなか面白いですね。

また、ゲスト用の鍵として一時的なサウンドキー(ゲストキー)を作り、そのゲストキーをSMSやメールで共有することもでき、自分がいないときに友人を部屋に入れないといけない場合などに活用できます。

スマホの音で解錠するスマートロック「JIIPKEY」、合鍵も音



nice!(23)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

電動スーツケース My SuperCase [ガジェット]

INDIEGOGOで費用を集めて既にプロジェクトは成立しているようです。

最近は海外旅行ではなくてもスーツケースをもって移動する人が増えていますが
このスーツケースは歩く人のスピードに合わせて動いてくれるので28kgまでの重さなら軽く移動ができるようになります。30度の傾斜も上がってくれます。

それ以外にも以下のような機能があります。
・自動停止機能:持ち手を離すと止まってくれる
・GPS機能:どこかに置き忘れてしまってもスマホとのbluetooth連携で位置を確認可能
・施錠開錠機能:スマホのアプリから施錠開錠が可能
・充電ポート:バッテリーからUSB接続でスマホなどの充電が可能

便利そうだ!

無重力みたいに運べる! 電動スーツケース「My Super Case」




nice!(25)  コメント(2) 
共通テーマ:旅行

自動運転の実現には虫対策が必要! [ニュース]

自動運転技術がこれから発展して浸透していくためにはセンサーを如何にきれいに維持できるかが重要です。
あまり気にしていませんでしたが確かにそうですね。特に画像センサーは虫が当たれば汚れてしまいますから当たり前といえば当たり前ですね。この虫での汚れを避けるために空気で虫がつかない様にしたり水を掛けて流したりするのも重要な技術です。
これからはこのような技術も伸びてくるのかな。

ただこれらは今のセンサーを最大限活かすために必要となる技術となりますが、もしかしたらそれ以外にも今のセンサーの感度が落ちても平気なように補完する技術向上や更に別のセンサーの開発がされるかもしれませんね。


自動運転車の大敵は「虫」だった




nice!(22)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

庭師ロボット :#tertill #畑 #庭 #雑草 #ロボット #ソーラー #除草 [ガジェット]

自動で雑草を刈ってくれるロボットなんて欲しいに決まってる!

夏は特に雑草の伸びるのが早くて、予定が空いた時にやろうと思うとちょっと前に雑草を抜いてきれいにしたところがまた雑草だらけになってる。。。庭や家庭菜園の手間が多すぎる。

草の高さによって切るかどうかを判別しているので種まきシーズンは囲いを作るなりの考慮が必要ですが通常であれば雑草が伸びる前に動かしてしまえば後はロボットにお任せ!
地面が硬くても柔らかくてもOK、傾斜していても大丈夫だしモグラにやられたうちの庭にもつかえるかな。

ルンバのような形状で直径30cmくらい、高さ18㎝くらいだから、あまり狭い隙間には使えませんが、ある程度のスペースがあれば便利そうです。

ただ、問題は今のところアメリカとカナダへしか送ってくれません。(; ・`д・´)
代行サービス経由で購入するしかしかないか?

手軽に庭を一括管理! ソーラーパワーで除草作業する庭師ロボット「Tertill」





nice!(21)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー