話の設定が面白いと思ったので観に行ってきました。

火星の調査隊が予想外の大きさの砂嵐をくらってしまい、地球に帰還することにした。ロケットへ向かう途中に植物学者のマーク・ワットニーが死んでしまい、そのままロケットは火星から脱出する。しかし、死んだと思われたマークは実は生きていた。
そこからがマークの超ポジティブな性格が発揮されるところで、次の火星ミッションのメンバーが来るまで生き抜くためあきらめずに努力を始めます。

火星に1人残されるという信じられないような状況で悲観にならずジョークも交えながら生活していくところがこの映画の人気につながったのかと思いました。
私は日本語吹替えを観ましたが、マークの声優さんがいい意味でちょっと間の抜けた声を使い、力の抜けた感じでポジティブさがでていて良かったです。

マークを助けるためにNASAだけでなく中国も手助けしてくれるのですが、これには時代を感じました。昔であればアメリカ以外の大国として旧ソ連が出てくるんだろうなと思い、今の中国の強大さをここに感じました。

私の今回の感想としては、ちょっと今ひとつでした。原作は読んでいないのでシナリオがどこまで忠実になっているのかわかりませんがなんとなくありふれた流れのように思えました。中国が出てくる時も全く前触れもなく突然出てきて伏線の張り方に疑問視です。