先日、TVでこれを原作とした映画を放送していたので読みたくなりました。(放送は途中までしか観てませんが。。)
まぁ以前から読むつもりでいたのですが延び延びになっていたので良い機会ととらえて今回読みました。

ある観光地に海底資源調査が入るため、環境保護団体が観光資源を守るため調査チームからの説明会に参加する。湯川洵教授は調査チームに依頼されて専門家として説明会に参加するためその観光地にやってきました。
湯川洵教授と同じ宿に泊まっている人が死亡し、話が展開していきます。
町の警察は単なる事故として片付けようとしていたが、死亡した人は警視庁の元刑事だったことでその後輩の人が単なる事故でないことに気付き、警視庁でも調査をすることになります。そこで捜査員として白羽の矢が立ったのが湯川洵教授の友人であるおなじみの草薙刑事。理由は湯川洵教授が現地にいるから(^^)
現地でも県警が捜査を開始したため、県警と東京の警視庁が捜査を行っている状態です。
湯川洵教授は警視庁の捜査に手助けをしているのですが、ある人物の人生に影響を与えてしまう可能性を考え県警には自分の推理は与えないように配慮します。

最後にある人物の正体と湯川洵教授の推理がわかりますが、始めのほうにあった布石に私は全く気付きませんでした。。(^^;

読んでいくうちにどんどん引き込まれてしまう面白い作品でした。また、こんなに業の深い内容だったとは読んでいる途中には気付きませんでした。。。


真夏の方程式 (文春文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2013/05/10
  • メディア: ペーパーバック