ぼんくらを読み終えました。
主人公の平四郎はぼんくらなのかな?ということは最初からずっと思っていたのですが、ぼんくらではなくよほどのことでなければ気にしないだけの人なんだろうなと感じています。確かにあまり自分で解決というより周りの助けで(子供まで含めて^^;)解決していくところは、頼りなくはあるかもしれませんがそれも人望でしょう。タイトルにあった主人公だろうか?とは思いました。ただ、これ以上にいいタイトルは思いついているわけではありません。。
自分の周囲の人間に助けられながら事件の中核に行き着きます。それでも結局のところほぼ何も変わらずに終わってしまったように感じてちょっと肩透かしを食らったような気もしますが、それもこのひょうひょうとした主人公のあり方なのかなとも思っています。
続編も読んでみようと思います。


ぼんくら (講談社文庫) 上・下セット

  • 作者: 宮部みゆき
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2004
  • メディア: 文庫