たいてい東野先生の小説は長編を読んでいましたが今回は短編集です。
「正月の決意」は何か東野先生の馬鹿馬鹿しいユーモアが出された作品ですが、ちょっぴり勇気づけられる作品でした。
「君の瞳に乾杯」はちょっと意表を突かれましたね。主人公が少しかわいそうでした。
この短編集では「水晶の数珠」が一番好みでした。ちょっとありふれた設定にも思われましたが親子のありがたみを感じました。

収録作品
・正月の決意
・十年目のバレンタインデー
・今夜は一人で雛祭り
・君の瞳に乾杯
・レンタルベビー
・壊れた時計
・サファイアの奇跡
・クリスマスミステリ
・水晶の数珠


素敵な日本人 東野圭吾短編集

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2017/03/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)