村上春樹先生の小説は初めて読みました。
結構難しい印象を受けました。まだ第1部なので第2部(それ以降もあるのかな?)を読んでみないと正直なところよくわかりません。

タイトルから中世の話かと思ったら、現代の話でタイトルと同名の絵がありそれを観た画家の話でした。6年間結婚生活をしていた妻から離婚を持ち出されてた画家は9ヶ月間ほどの間別居してその後元の鞘に収まるのですが、その9ヶ月間の話です。
友人から住まわせてもらった友人の父(著名な画家)の家で起こることが書かれています。そこで見つけた絵画「騎士団長殺し」、謎めいた隣人、真夜中になる鈴の音、イデアの出現、、。不可解なことが多く不思議な感じもまま進んでいきます。
謎めいた隣人について少しどんな人物かが見えてきて今後の展開が気になっています。

ところでこの小説だけなのか、たまに表現が妙に説明っぽい感じのところがあり、その辺は星新一先生の表現方法に似ている気がしました。