久しぶりに池井戸先生のバンカーものを読みました。
バンカーものといってもこれまでのものとは若干異なった趣のものです。
2人の全く違う環境で育った”あきら”(瑛と彬)が成長し、一時期同じ銀行の銀行員となり、その後も自分たちの宿命に立ち向かう姿を記した物語です。
池井戸先生のバンカーものは勧善懲悪が基本ですが、これはバンカーの存在意義を問う作品です。
「金は人のために貸せ、金のために貸すな」銀行はそのようになくてはならないという考えが要所で出てきます。2人の”あきら”はその考えをもって自分の宿命と戦います。
2人の”あきら”が自分の信念に基づいて社員を守るために戦い金のために金を貸す普通(?)の銀行やわがままな叔父たちの尻拭いをして、負の連鎖を生み出すその銀行や叔父たちはそこまで損をせずに
終わるような感じはちょっと好きではなかったです。もちろん2人の”あきら”は成功で終わるのでそれはよいのですが。。
1冊のオリジナル文庫ですが、700ページ以上あって分厚いです。読みごたえはありますが、面白いのですぐに読み終えてしまいました。
バンカーものといってもこれまでのものとは若干異なった趣のものです。
2人の全く違う環境で育った”あきら”(瑛と彬)が成長し、一時期同じ銀行の銀行員となり、その後も自分たちの宿命に立ち向かう姿を記した物語です。
池井戸先生のバンカーものは勧善懲悪が基本ですが、これはバンカーの存在意義を問う作品です。
「金は人のために貸せ、金のために貸すな」銀行はそのようになくてはならないという考えが要所で出てきます。2人の”あきら”はその考えをもって自分の宿命と戦います。
2人の”あきら”が自分の信念に基づいて社員を守るために戦い金のために金を貸す普通(?)の銀行やわがままな叔父たちの尻拭いをして、負の連鎖を生み出すその銀行や叔父たちはそこまで損をせずに
終わるような感じはちょっと好きではなかったです。もちろん2人の”あきら”は成功で終わるのでそれはよいのですが。。
1冊のオリジナル文庫ですが、700ページ以上あって分厚いです。読みごたえはありますが、面白いのですぐに読み終えてしまいました。