下町ロケットのドラマがまた放映されていますね。
なんとなく小説の方を読んでから観ようかと思い、録画したままにしています。

ゴーストとヤタガラスが出版されていましたので、先に出版されたゴーストを読みました。
この2冊は完全に上下巻の関係ですね。一応は一つの問題を解決した形でゴーストは終わっていますが、たくさんの布石が残されたままの状態でヤタガラスに続きます。

今回は帝国重工でスターダスト計画(ロケット打ち上げプロジェクト)が打ち切りになることや農耕器具会社への小型エンジンの納入が減らされることがあり、相変わらず苦難の道を強いられている佃製作所が新しいプロジェクトを立ち上げます。トラクター用エンジンへの参入を目指し、まずはエンジンのバルブ開発、供給を当面の目標としました。
やはり技術の佃製作所は開発上の課題はクリアしていきます。これまでですと自社に降りかかる圧力が課題となりますが、今回は同じように中小企業である他社に掛けられた圧力に立ち向かいます。やっぱり佃製作所は厚い人情味があふれていいですね。

ゴーストではこれまでの下町ロケットより多くの企業(人)の思惑が伏線として張られています。ヤタガラスでどうやってこれらを回収していくのか楽しみです。


下町ロケット ゴースト

  • 作者: 池井戸 潤
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2018/07/20
  • メディア: 単行本




下町ロケット ゴースト

  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2018/07/25
  • メディア: Kindle版