ウェブでメシを食うということ : #中川淳一郎 [読書]
タイトルを見てどんなことが書いてあるのか気になり読んでみました。
中川さんのことを私は知りませんでしたが、ネット評論の第一人者と言われるほどの方なのですね。
内容は、まだ一部の人にしかメールも使われていなかったような時代からメールを利用していた中川さんの半生記のようなものと感じました。中川さんは学生時代からある程度ネットの活用をされていましたが、それでメシを食っていくようには考えていませんでした。博報堂に入社して無謀な働き方を続けて会社に見切りをつけライターの道へ。ライターを続けていく中で、メールマガジン編集長を引き受けることとなり、ネットに関わっていくようになります。
メールが少しずつ使われるようになってから今に至るまでのサービスの移り変わりが描かれ、懐かしく思ったりすることもあり面白く読めました。
ただ、恋人がうつ病で自殺したところは読んでいてもちょっとつらかったですね。
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