魔力の胎動 :#ラプラスの魔女 #前日譚 #東野圭吾 #書き下ろし #小説 [読書]
ラプラスの魔女、羽原円華のアナザーストーリーの短編集です。
5章からなっていて、第5章のみ書き下ろしの小説です。
第1章から第4章までは映画監督甘粕才生とつながりのあるナユタに関する物語。第5章は小説「ラプラスの魔女」につながる内容。つまりどの章も小説「ラプラスの魔女」に関連しますが前日譚ということでは第5章が該当します。ちなみに第5章のタイトルが本書のタイトルになっています。
物理学を感覚的に理解できる羽原円華はその能力を発揮してナユタに関連する課題を解決していきます。第5章では羽原円華は出てきませんが「ラプラスの魔女」の前日譚としての位置づけとして確立されていて、また「ラプラスの魔女」を読みたくなってしまいました。
本書だけでの感想としてはそれほど評価は高くないです。
「ラプラスの魔女」と合わせることで相乗効果により面白い作品となっています。
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